今週の『鉄人28号』

悪の手先と化した鉄人を迎え撃ったのがバッカスで吃驚。
原作では不乱拳博士がスリルサスペンスに挑発されて作った対鉄人ロボだったバッカスが、今回のアニメではアメリカ製ロボット第一号になっている様で。
つまり前回の鉄道転覆も、秘密裏に行っていた運用テスト? 『敗戦国(日本)で好き勝手している戦勝国アメリカ)』の構図が、スリルサスペンス一味の他にもう一つと云う事ですか。

機動警察パトレイバー』に登場する黒いレイバー、グリフォンがブラックオックスのオマージュなのは知られた話ですが、それに触れて中島紳介氏が「それじゃ、序盤に登場するバッカスはブロッケンと云う事か…」とコメントしていた*1のを思い出したり。
本作でのバッカスの役回りが、漫画版パトレイバーでのブロッケンに通じる物がある*2のは、偶然だとしてもニヤリとさせられる次第。

迫り来る鉄人を背景に、正太郎君に語り掛ける敷島博士が相変わらず怖い。
やっぱりこの人がラスボスになりませんか。

*1:パトレイバー劇場版一作目のパンフレットより

*2:運用データ収集の為の秘密裏の運用、そして主役ロボと戦闘