『真月譚 月姫』第一話

てな訳で、常緑樹企画としても今期の注目作(期待作に非ず)筆頭の月姫です。追崎宅に通しているCATVはBS-iも視聴可能なので、幸いにしてリアルタイム視聴が可能でして。折角なので、他のアニメより厚めに書いてみようと思う次第。
ストーリーは一話で主要キャラの登場を済ませる為か、些か駆け足気味。主要キャラ昇格と思しきさっちんの出番が増えていたり、早々に法衣姿の先輩と遭遇したりと色々追加やら変更やらが成されていました。先行DVDを見た人の感想でもこの辺(原作設定との差異)が評価を渋めにしていましたが、これ位のアレンジは許容範囲だと思います。最大のツッコミ所と評判の夕焼け公園十七分割も、変更理由は不明ですが*1まぁ瑣末な事かと。
声優は先行の『メルティブラッド』が馴染んでいると違和感を覚える向きも有るでしょうが、シエル先輩@折笠冨美子が文句無しに素敵なので問題無しです(ぇ ヒスコハが淡白過ぎる感も有りますが、遠野家ルートでこの二人を掘り下げないならこの程度のキャラ付けで妥当と云う事なのかも知れません。少なくとも、この琥珀さんからは歌月以降のはっちゃけっぷりは想像出来ませんし(^_^;; 有間の叔母さん役で夏樹リオ(シオンCV)が出演していましたが、シオンの出番は……期待出来ませんか。
原作を知らないと説明不足で、原作を知っていると違和感が……と云う、原作モノ故の中途半端に陥ってしまった感は有りますが。それでも過度な思い入れをせずに、『月姫』と云う作品の表現媒体の一つとして見れば、十分に良い出来だと思います。
折角見られる環境下ですし、今後も前向きに視聴を継続する方針です。


「で、次回はとうふ屋のハチロクと姫君の峠バトルですか?」違います。

*1:好意的に解釈するなら、『十七分割の現場を再確認>何事も無くて夢と判断>アルクとの再遭遇>夢じゃなくて驚き』の流れを一気に見せたかったのでは、と。